HR
トラブル&メンテナンスの記録

2004.02.22
タイドラッグロッドエンド交換
BJ タイロッド(トラックロッド)エンドとドラッグリンクエンドの交換をしました。 そりゃもう大変ったらありゃしませんでした!
ボールジョイント一式 \6000
BJセパレーター \1130
パイプレンチ \1980
シャシーブラック(塗料) \380
ブレーキクリーナー \680

ステアリングダンパーを交換してからのばたつきの原因を調べていたら、BJのゴムがばっくり割れているのを見つけてしまったので、これを交換することにしました。

各エンド一式(右ネジ3、左ネジ1)はまた個人輸入しようかと最初は思っていたのですが、ひょんな事からCCVの石川さんのところにあるよ、といわれたので見に行ってみたら、ほんとに現地(海の向こう)と同じ価格で売っています。と言うか、もうこれは売っているというよりは「配っている」という感じです。 さっそく連絡を取りましてBJ一式と、ついでにオイルフィルターも3個ほど買ってしまいました。

実際の交換作業ですが、タイヤ周りですので、一応命に関わることだからとちょっとびびっていましたが、一旦はじめたら、もうびびるどころではありませんでした。 BJがロッドに固着していてちょっとやそっとじゃ外れません。

今回は写真が多いので、例によってだらだらと書いてみました。

これがまず必要な道具、タイロッドエンドセパレーターといいます。 ヤフオクでは1,500円で売っているのでこれを買おうとしたら、ストレイトという通販ショップでもっと安く売っていました。
使い方はいたって簡単、まずボールジョイントのナットを緩めておきます。 このとき、緩めて遊びを作るだけで、完全に外さないのがいいらしい。 こんな風にして食い込ませて、ボルトを締めていくと「てこ」の原理でばちーん!と外れます。 ナットを取ってしまうと、外れるときに勢いよく外れて怪我をすることがあるらしい。
で、この間に写真がないのですが、実はかなり長い間(数時間)格闘していました。 というのは、パイプレンチを持っていなかった、と言うよりもう簡単に外れるもんだとなめていたので、パイプレンチもどきしかもっていなかったのですが、結局外れず、ただひたすらにトンカチでボールジョイントをガンガン叩きました。
でもってやっとタイロッドエンド側が外れたのが夕方5時ごろ。 もうドラッグリンク側のBJは諦めました。 外れたBJはゴムがご覧のようにばっくり…
で、ニップル付きの新しいBJを取り付けます。 つけるのは簡単なんですよ、つけるのは!
で、タイロッドのBJ同士の長さを、いつもの掲示板で教えてもらってとりあえず1230mmにあわせます。 ディスコはその足回りの構造上、トー角しか調整できないのですが、このトー角の調整をとりあえず端折るのがこの値です。
さて、もちろん週明けに再度ストレイトからパイプレンチを通販します。
一番手前のが本物のパイプレンチ、何でこんなので回るのかと言うと、黒いパイプをはさむ部分が鋭利な歯型になっていて、パイプに食い込むようになっているんですね。
で、ハンマーで叩いてもびくともしないロッド&BJですので、このようにロッドがまだ車に付いている状態でパイプレンチを食い込ませて、手で回れば苦労しません、もちろん足で蹴っ飛ばします。
しかも躊躇してはいけません! 自分の足が折れるかと思うくらいに思いっきり蹴っ飛ばします。 それくらいしないと、固着しているロッド(とBJ)は回ってくれません。
で、がしっと蹴っ飛ばしてもたいして回りませんので、こんな風に歯形をロッドにいっぱいつけながら何度か蹴っ飛ばします。 そしてようやく手で回せるようになったら、きこきこまわせばOKです。 あー、最初っからすぎやまさん(ものしり博士)の言うことを信じて本物のパイプレンチをかっておけばよかった。 とほほ…
さて、もういいやってくらいになったらBJのナットを緩めて、セパレーターでばちーんと外します。
はー、外れました。
さて、BJを…
って、まわらねー!
というわけで、致し方なく再びハンマーでコンコンたたきながら回します。 先日のタイロッドエンドのようにガシガシ叩かなくても回ってくれるだけましかぁ。
で、やっと外れてくれました! こちらは、それでも1時間半くらいでしたね。 ロッドが車についているときにもっとまわして置けば更に早くできたのかもしれません。
で、さすがにはがたがバリバリの状態ではなんなので、しっかり塗装します。 外してみてわかったんですが、やっぱり以前のオーナーの時にも交換した?らしく、歯形が付いてて塗装された後があります。(^^;

んじゃ乾くまでしばらく遊んでますかね。

実はBJがグリスニップル付だったのでグリスガンも買ったのですが、石川さんが「最初はいらないよ」と後から教えてくれたのでこれをもてあますことになりました。 で、いつもの掲示板で「グリスチューチューしたいよー」と聞いたら、木津谷さんが「シャフトにグリスアップしてみれば?」と教えてくれました。

みてみると、たしかにシャフトにニップルがあります。

シャフトに飛び出しているのは判るのですが、実はシャフトのジョイント部分にもニップルがあるんですよね。 シャフトだけグリスアップしたらこの点を指摘されたので、よーく見てみたらありました。 シャフトのほうはグリスアップしても古いグリスが押し出されてこないので面白くないですから、ぜひジョイント部分もやりましょう。
こんな感じでちゅーちゅーとグリスガンでグリスを流し込んでいきます。 普通は4回もしこしこすれば古いのが出てくるらしいのですが、うちのディスコは8回目でやっと出てきました。
ひょっとしてこれはグリス切れ、ってやつだったのかな? 危ない危ない!
さて、そうこうして遊んでいるうちに塗装したロッドが生乾きになりましたので、もういいやってことでBJをつけてみました。

何度もいうようですが、つけるのははやいんですよ、つけるのは!

ドラッグロッド側はBJの向きが180度変わります。 タイヤ側は下に向けて…
ハンドル側は上になります。

こちらのBJには斜めになったニップルがつきます。 何でこっちだけ斜め?と言う気もしますが、どっちでもいいんですけどね。(^^;

さて、んじゃ元に戻しましょう! 何度もいいますけどつけるのは速い…、ってしつこいですね。

こんな風に、ようは元通りにしてあげれば言い訳で、しっかりナットを締めて割りピンさしましょう。

ハンドル側のBJには割りピンを刺す所はありません。 しっかりナットを締めて出来上がりです。
そうそう、最初この斜めのグリスニップルが前を向いていたので、いかにも何かを引っ掛けそうだったので向きを変えました。
で、これでタイロッド(トラックロッド)とドラッグリンクの全てのBJを交換しましたので、ステアリングダンパーをランチョに戻してみました。 いやー、お疲れ様でした!

というわけで、2週にわたって作業しましたがパイプレンチは本当にありがたいですね。 あっちゅうまに固着したロッドが回ってくれました。 ただし「ギギギギギー」という凄い音をさせながらですけどねー。

これで万事めでたしめでたし…、と思ってレインボーブリッジを往復してみたのですが、どうもまだばたつきがあります。 はて、でもかなりしっくりしたのになぁ。 あ、トー角の調整をしていないからかな? んー、来週ちゃんと調整やりましょう!

それとグリスアップですが、いやはや何か「ゴー」って言う音が小さくなったような気がします。 なんせグリスをいっぱい飲んでくれましたので、グリス切れ寸前か本当に切れかかっていたのかもしれません。 これはこれでとても効果がありますので、グリスニップルがシャフトについているならやってみるといいと思います。